地蔵菩薩のお教えに感謝いたします。醍醐や甘露のように、心身へまっすぐ注ぎ込まれるお言葉でした!
阿玉は菩薩を拝して感謝し、お先に失礼しました!
頂礼、南無地蔵菩薩!
道明法師に頂礼いたします!
護法の閔公に頂礼いたします!
白い蓮の花に乗って帰ります!
30/判官が明かす『玉暦』の真相――『玉暦宝鈔』と『陰律無情』を全力で護持する
仏力の加被に感謝します! 白い蓮の花に乗って出発します!
阿弥陀仏! 私、阿玉は判官に合掌しました!
阿玉は判官に尋ねました。「この世で長く流布している『玉暦宝鈔』という本は、真実なのでしょうか?」判官は答えました。「『玉暦宝鈔』は真実であり、冥府の酆都大帝、冥君閻王が大いなる慈悲の心を起こし、特に人間界へ伝え広められた宝典でもある。『玉暦宝鈔』は、淡痴という修道者が、あるとき禅定の中で冥府を巡り、その後、それを手稿にまとめたものだ。さらにその手稿を弟子の勿迷道人に伝え、勿迷道人の手から人間界へ流布するようになった。淡痴道人は当時、地獄を巡った後、すぐに本を出して人間界に流布させたのではない。臨終を迎えて上の境涯へ上がる前に、初めて弟子の勿迷道人に、人間界へ流布させるよう託したのだ。