「菩提心(ぼだいしん)」は、悟りを求める心を表します。第815項は広くすべての有情に向けた祈願であり、すでに全員が成就したという報告ではありません。
地獄への往来、福や寿命の増減、赦免に関する叙述は著者の宗教的な体験や信仰の説明です。疲労などの身体・精神の状態を宗教的理由だけで診断したり、必要な医療を代替したりするものではありません。
既存の注
注
1. 訳注:「九玄七祖」は、世代を超えた一族や先祖に関する中国の伝統的な表現です。数える範囲には伝承による違いがあるため、ここでは原語を残しています。↩︎
2. 文化説明:「扶乩」(ふけい)は、砂盤の上で木製の筆具を動かして文字を記し、それを神の託宣と受け取る中国の民間習俗です。↩︎
3. 訳注:「三十三天」は、帝釈天が住むとされる仏教の天界名で、「忉利天(とうりてん)」とも呼ばれます。↩︎
4. 訳注:「化生(けしょう)」は、胎や卵によらず、業によって現れる生まれ方をいう仏教の語です。↩︎
5. 訳注:「三悪道(さんあくどう)」は、地獄・餓鬼・畜生の三つの世界を指す仏教語です。↩︎
6. 訳注:「有情(うじょう)」は、心を持つあらゆる存在を指す仏教語で、「衆生」ともいいます。↩︎