この宝典を読んだ後、次々と増刷して広める生きた人間がいれば、その者が求めるあらゆる善き願いについて、朕はその者と縁のある天人を遣わし、願いがかなうよう助けよう。衆生には、朕のこの思いを深く汲み取ってほしい! 上官玉華、この果物を食べなさい!」
私は喜んで両手で受け取りましたが、食べずに、天帝には何を贈り物として差し上げたらよいだろうかと、心の中で考えていました。
すると、天帝のお声が聞こえました。「なぜ食べないのだ?」
私は感謝を込めて答えました。「天帝から賜ったこのお品を人間界へ持ち帰り、年老いた父に食べてもらいたいのです!」
天帝はおっしゃいました。「お前の親孝行な心は立派だ。しかし、お前の父には、この果物を食べるだけの福報が、今のところまだ十分に備わっていない。この仙果は、やはりお前が食べなさい! 『陰律無情』をきちんと書き上げ、人間界に広めてくれることが、朕にとって最良の贈り物だ!」
そこで私は、感謝の気持ちを胸に、その仙果をいただきました。この仙果は、見た目が新鮮でみずみずしいだけでなく、食べ終わった後も、口の中に澄んだ甘みが感じられ、心身が清らかで軽く、心地よくなりました。これほど澄んだ甘みのある見事な果物は、人間界では本当に一度も食べたことがありません! 私の身体は、たちまち力で満たされました! 戻ったら、見聞きしたことを真剣に、きちんと書かなければなりません。天帝のお心遣いとお世話に感謝します。
「阿弥陀仏! 一介の民である上官玉華、ここに天帝を拝し、御礼申し上げます! これにて失礼いたします!」
判官は、ようやくご自分の仕事に取りかかれることになりました。私が長い間、お時間をいただいてしまったのです。
判官に感謝します! 私は判官に合掌し、一礼しました!
急いで戻って文章を書く必要さえなければ、これほど清らかな天界で、ぜひ座って禅定を修めたかったところです。でも、時間が限られているので、やはり白い蓮の花に乗って、先に戻ることにしました!