第一は、一生の相手が一人だけで、その相手の欲望が弱く、後にその相手と結婚する場合です。このような場合、非時・非地・非器の禁戒を犯さなければ、福報が損なわれるだけです。また、できるだけ早く懺悔して、業を消すこともできます。
第二は、結婚の前も後も相手は一人ですが、非時・非地・非器の禁戒を犯し、しかも欲望が強い場合です。結婚の前も後も福を損ない、寿命を縮めます。寿命が尽きると地獄に入り、五百年間、銅柱を抱き、五百年間、銅丸を飲み込みます。生きている間に懺悔すれば、その力はいくらか大きくなります。さらに、ほかの人にも犯さないよう強く勧め、功によって過ちを償えば、地獄の果報を免れることができるかもしれません。
第三は、結婚の前も後もみだりに邪淫を犯し、欲望がとりわけ激しく、一日中、酔生夢死の生活を送る場合です。現世では必ず福が損なわれ、寿命が縮まり、寿命が尽きると地獄に入り、銅柱を抱く、鉄床に寝る、銅丸を飲み込むなどの刑を受けます。具体的な事例に応じて判断されますが、それぞれの地獄で少なくとも一万年間は刑を受けなければなりません。地獄での報いが終わると、さらに畜生道へ落とされ、オシドリになる報いを受ける者もいれば、犬や蛇などに生まれ変わる者もいます。
今、地獄で最も多いのは、この第三の種類です。また、現在の地獄は以前よりも大幅に拡張されています。人間界でも、今、この第三の種類に当たる人が大勢おり、将来はいずれも地獄へ来て報いを受けなければなりません。
判官は続けて、女性の月経中は夫婦の性交が厳禁であり、妊娠中や授乳中も性交をしてはならず、これに反すれば福報を損なうと説明しました。また、月経中に性交をすると、さまざまな精血を飲む鬼を招き寄せ、血を吸われます。性行為のたびに、精気を飲む鬼がやって来て精気を吸い、その後、体に病を生じさせ、不運にもたびたび見舞われるようになる、ということでした。
判官はさらに、女性が夏に肌を露出しすぎる服を着ることも、一週間分の福を損なうと教えてくれました。異性に邪淫の思いを起こさせるからだそうです。判官の話を聞いて、心にどのような思いを起こすかが、本当に大切なのだと感じました。目に見えないところには、本当に鬼神がいて、私たちの行動を監視し、記録する役目を担っているのです!
大切な知らせを与え、天機を明かしてくださった判官に、深く感謝し、ここで拝礼してお別れしました。どうか天下の有情がみな清浄な梵行12を修め、地獄の苦しみを受けずに済みますように。
5/自慰による大地獄の悲惨な報い、判官が天機を余すところなく明かす!
仏菩薩が衆生を救うことは、大海に波が絶えないのと同じように、休む間もなく、一念また一念と続き、波また波とつながっています。天下の有情が、そのことを深く感じ取り、自分の本分を果たし、五戒を守って人の身を保ち、身を清くして自らを大切にするよう願っています。後学である私も、仏菩薩の大いなる慈悲の心に学び、眠ることも休むこともなく、広く衆生のために尽くすことができますように。昨日、再び仏のお力をいただいて、地獄へ行ってきました。
仏のお力によるご加持に、頂礼して感謝いたします! 仏の御名を一声唱えると、たちまち苦難の地獄に着きました。仏のお力によるご加持がなく、光の輪に包まれていなければ、私はきっとひどく疲れてしまうでしょう。地獄の負の磁場は、山を押し倒し、海を覆すような勢いで、絶え間なく押し寄せてきます。人間界でも、七日間続けて雨が降り、曇り空に加えて風邪までひけば、もう本当につらいと言う人が大勢いることでしょう。毎日、陰気な雨が降り、病気で頭が重く足元もふらつくのに、仕事へ行かなければならないのです。けれども実際には、地獄の苦しみは人間界の少なくとも百千倍にも及びます。地獄の苦しみは絶えることがありません。悲鳴が聞こえてきました。苦しみにうめく声です! 声のするほうへ行って見てみましょう!