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《阴律无情》

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孤魂夜叉:「承知しました、判官。今すぐ連れて行きます。」

阿玉:「判官、伺います。なぜ、あの方はすぐに地蔵菩薩の法話を聞きに行けるのですか。以前にお話を聞いた罪ある霊たちは、あの方よりもっとひどく苦しみ、もっとおびえていました。どうして判官は、その人たちに一つの善功を記してくださらなかったのでしょうか。」

判官:「阿玉。地獄は実のところ、人が戒を破った後に生じる黒業によって形作られる。人が地獄へ堕ちるのは、自分自身の行いに引かれて来るからなのだ。あの者は、ある過去世で、熱心とはいえないながらも念仏の法門を修めたことがあった。その生ではさまざまな布施を行ったが、道理と仏法にかなった回向はしなかった。それでも、行ってきたさまざまな善業の果報が熟し、今生の富貴となった。ところが、福報を大切にせず、早々に使い尽くして地獄へ堕ちたのだ。」

「あなたたち二人にも縁がある。先ほどあなたが話を聞いた時、あの者の出離の心が呼び起こされ、心を動かされて善い願いを発した。その善い思いが、あの者自身に一つの善功を記させたのであって、私が特別にひいきしたわけではない。もし人が、過去・現在・未来の一切の仏を知ろうとするならば、法界の本性を観ずるべきである。一切は、ただ心が造るのである。」83

判官:「よし、阿玉。今日はもう遅くなった。人間界では、また一晩が過ぎてしまった。ひとまず帰りなさい。また早いうちに来てくれるのを歓迎する。」

阿玉:「阿玉は合掌し、判官に礼をいたします。判官、ありがとうございます。阿玉は必ず、できるだけ早くまた参ります!」

19/阿玉、城隍に拝謁する

仏力の加被に感謝します! 白い蓮の花に乗って出発します!

南無阿弥陀仏! 阿玉は合掌し、判官に礼をします!

阿玉:「判官、今日は伺いたいことがあります。私は人間界で城隍廟を見たことがあり、土地公公84をまつる小さな廟も数え切れないほど見ました。この二つは、いったいどこが違うのでしょうか。城隍がおられるのなら、阿玉を城隍のもとへ連れて行ってください。」

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