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《阴律无情》

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私は言いました。「地蔵菩薩は、『地獄が空にならない限り、決して仏にはならない』という誓いを、本当に実践しておられるのですね。菩薩について学びたいと、心から思います!」

阿玉は、地蔵菩薩のお教えとお導きに、限りない感謝を捧げます!

弟子阿玉は、大いなる恩ある怙主、十輪によって苦を抜き、冥界とこの世の双方を利し、大聖・大慈・大誓願を具えた地蔵菩薩摩訶薩に、至心に叩頭礼拝いたします!

白い蓮の花に乗って帰ります。

32/判官は言った。「聖母マリアは観世音菩薩の化身である」――観世音菩薩が地獄を巡り、苦しみを救う

仏力の加被に感謝します! 白い蓮の花に乗って出発します!

阿弥陀仏! 私、阿玉は判官に合掌しました!

「判官! 阿玉はお尋ねしたいのですが、いつも地獄におられる地蔵菩薩のほかにも、地獄で苦しみを救っておられる聖者はいらっしゃいますか?」

判官は言いました。「おられるとも! ほかにも観世音菩薩、文殊菩薩、阿弥陀仏、薬師仏などがおられる。観世音菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩などは、菩薩のお姿を現しておられるが、実際にはすでに仏の功徳を十分に具えておられ、仏と何ら違いはない。まさしく、『一仏が世に出れば、千仏が擁護する』ということだ。

観世音菩薩は久遠の劫よりも前に、すでに仏となられ、その名を正法明如来といわれる。文殊菩薩は七仏の母である。仏や菩薩には、誰が一番で誰が二番ということはなく、皆が平等で、その光は互いに照らし合い、呼応し合っている。仏は宇宙の中で最も清らかな高度の智慧であり、高次の光体である。仏は大神力を具え、できないことはなく、知らないこともない。すべての仏は等しく、無縁の大慈と同体の大悲を具えておられる。無縁の大慈、同体の大悲とは、仏の智慧と感情の両方が、常に最も高い均衡を保ち、しかも互いに溶け合って同時に働くこと、すなわち悲と智が共に働くことで表れる慈愛をいう。それは平等であり、敵と親しい者、種族、教派を区別せず、命が短く弱々しい動植物に至るまで、一様に平等に慈悲と救済を施す。これが仏と人との違いだ。人は智慧と感情の両方を高度に釣り合わせることができない。そのため、人は地獄へ来て衆生を救うことができないが、仏はいつでも地獄へ来ることがおできになる。

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