←书库

《阴律无情》

日本語 · 原书正文
设置
阅读设置书稿封面
18
正在读取版本…
校对

正文阅读

正文阅读
章节目录

「試してみて、損をすればそれまでだ、という気持ちでこの店を始めました。ところが、釣具店の商売がとても好調で、自信が大いに増しました。志を同じくする釣り仲間とも知り合い、そこで、釣りの技術を広めて会社の売上を伸ばそうと思い付いたのです。」

「宣伝を始めると、会社の商売は短期間でさらに伸びました。私も自分には投資の才があると感じ、さまざまな会社や個人、団体に、いっそう力を入れて宣伝しました。船で川を巡りながら釣りを楽しむ誕生日会や、すべてを手配するパッケージ企画などの催しを開いたのです。また、関心を持つ同好の人々を助けて、釣りのできるレストランや釣具店などを開業させました。その後は、いっそ力を集中し、釣りの会社をさらに発展させるための明るい構想を練ろうと思ったのです。」

「財産が増え続けたので、住環境も次々に向上させ、裕福な人々が暮らす地域へ移りました。こうして私たち親子三人は、広さが数千『尺』に及ぶ大きな邸宅に引っ越し、家には何人かの使用人もいました。しかし、よい時は長く続きませんでした。邸宅へ移って三か月もたたないうちに、息子は過敏になり、とても臆病になりました。一日中おびえ、誰かに殴られると言うのです。でも家には、息子を殴ろうとする人など一人もいませんでした。妻は腰痛とうつ病になり、毎日のようにひどく怒っては、私が浮気しているのではないかなどと疑いました。家の使用人も、絶えず入れ替わっていました。」82

「妻も息子も心の治療をする医師にかかり、薬を飲み、注射も受けました。しかし状態はよくなるどころか、いっそう深刻になりました。その後、家の中で少しでも不意に音がすると、息子は怖がって隠れるようになりました。以前は無邪気で活発だった息子が、強い光を見るととてもおびえ、暗い場所を好むようになったのです。家の中に日光が直接差し込まないよう、すべてのカーテンを閉めておかなければなりませんでした。私は夫婦仲が悪く、家にいれば叱られるので、気分が晴れませんでした。毎日友人を誘って酒を飲み、カラオケで歌って憂さを晴らすようになり、さらにカラオケで知り合った若い女性と不倫関係になりました。相手を二度妊娠させ、堕胎するようそそのかしたのです。」

「私は酒色にふける暮らしを始め、家にさえ帰らないこともありましたが、心の中ではまだ息子を気に掛けていました。ある時、酒に酔い、熱を出して倒れたため、救急車で病院へ運ばれました。入院すると、そのまま検査で末期の肝臓がんが見つかったのです。三か月にわたってさまざまな痛みと苦しみにさいなまれた末、どうすることもできず、苦しみながらこの世を去りました。うう~うう~うう……。いったい何が起きたのかも分からないうちに、ぼんやりしたまま、牛頭と馬面に鉄の鎖で地獄まで引きずられて来たのです。」

冥君閻王は机をたたき、激怒して言いました。「xxx、自分の罪が分かるか。厚い福報を携えて人間界に生まれながら、それを善用して善行を続け、福を培おうとせず、あろうことか福報を乱用し、生き物を殺して命を害する商売に従事した。そのうえ、他人までその商売へそそのかし、人々の考え方をひどく損ない、慈悲の心を断ち切ったのだ。」

「お前が今生で積んだ最も重い悪業は、釣りによる殺生である。まずは孤魂独釣剣海魚地獄へ連れて行き、10000年間、罰を受けさせよ。人間界でお前が原因となって開かれたすべての釣具店が閉業してから、初めてここを出て本王に会うことができる。その時に、ほかの罪も裁くことにする。」

罪ある霊はその時、恐怖のあまり大声で助けを求め、ひざまずいて冥君閻王に尋ねました。「私が釣具店を経営していたのは、わずか8年間です。それなのに、どうして10000年も地獄の罰を受けなければならないのですか。そのうえ、すべての釣具店が営業をやめるまで待たなければならないとは。ほかの釣具店と私に、何の関係があるのでしょう。私はそこの株主でもないのに。」

冥君閻王は、なお怒りを込めて言いました。「今、人間界にある釣具店のうち、お前の広告や宣伝を受けて開業した店については、陰律における因果の勘定として、お前がその業力の五割を負担し、開業した店主も同じく五割を負担する。その店主が続けて二軒目の支店を開けば、お前が業力の三割を負担し、店主が七割を負担する。お前の広告の影響がなければ、こうした殺生の業を積む店は開かれなかった。お前の広告に引かれて開業したのでなければ、冥府がでたらめにお前の責任として記録することもない。」

「冥府の重要な職員は、みな戒を守ることを基礎としている。戒を守る者の身には光があり、戒の徳が清浄であるほど、地位も高くなる。本来、今のお前は人間界で、大きな富と地位に恵まれ、身体も健康で、家業も栄える者となっているはずだった。お前は、ある過去世では大いなる善人であり、布施によって大きな福報を積んだ。その善い果報が今生に実る縁が熟したのである。だから今生では、どの業種に従事しても栄え、人との縁も集まり、財産は今の二倍になっていたはずだ。それなのに、お前は今生に生まれてからずっと釣りをし、あろうことか学校を出てからも、海産物の卸売業に従事した。その卸売業で稼いだ金は、すべて福報を削ることで得たものなのだ。」

载入中

版本信息