仏教経典。仏法が衰える時代のありさまを説く経典です。第一集第十七章では、道徳の衰えや欲望の広がり、寿命の変化を述べる経句が引用されます。末法への危惧が、戒を守り、心の動きを正すことへの勧めにつながっています。
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09 仏説四十二章経
仏教経典。短い章句によって仏教の修行を説く経典です。原書は欲望の起こりを考える箇所で、欲は意から、意は思いから生じるという経句を引きます。目の前の対象だけでなく、それに向かう心の働きへ注意を戻し、心を静める道を示しています。
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10 大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経
仏教経典の全称。『楞厳経』『首楞厳経』の正式な題名です。第一集第十七章では、三昧を修めること、欲への執着を断つこと、生死を離れることが一続きの問題として説かれます。禅定の力と、それを支える戒、心のあり方との関係を説明するための引用です。
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11 大智度論・第二巻
論書と巻次。般若の教えを解説する論書で、ここでは第二巻から引用されています。忍耐を鎧、戒を馬、禅定を弓、智慧を矢にたとえる言葉を通して、外からの妨げと内なる煩悩に向き合う修行を説明します。阿玉が執筆中の障害を乗り越えようとする箇所に置かれています。