15 優婆塞戒経
仏教の戒に関わる経典。在家の仏教者が守る戒と実践を説く経典です。第一集第二十二章では、殺生が今の生、死後、再び人に生まれた時にもたらす報いを述べる箇所が引用されます。生命への加害がその場だけで終わらず、後にも影響を残すという説明を支えています。
> S1 L0505
16 梵網経
仏教経典。ここでは菩薩戒を説く漢訳仏典を指します。第二十二章は、あらゆる男女を過去の生での父母として思う経句に続き、自ら殺すこと、他人に殺させること、それを喜び勧めることなどを挙げます。慈悲によって生命を守る実践には、自分の行為に加え、他者の行為への関わりも含まれます。
> S1 L0506
17 普門品
品名の略称。『妙法蓮華経観世音菩薩普門品』の略称です。第一集第三十二章では、苦しむ声に応え、それぞれにふさわしい姿を現して教えを説く観音の働きが引用されます。この教えを受けて、判官が聖母マリアの姿を観音の応現として説明しています。
> S1 L0731; S1 L0734